と、きのう同期に言われました。
 別にシリアスなことではなく冗談ぽい話の流れだったんだけど、その声とその言葉とが、妙にすとんと自分の中に落ちてきた。

 そのあと本屋で見かけたこの本を、内容も何も知らずにたまたま読みました。
 そして少し泣きました。

 たとえばタカラヅカみたいに深く固い絆ではないけれど
 それでも、同期は何者にも代えがたい。

「悪いな」
震えながら太っちゃんが言いました。
「惚れても無駄だよ」
私が言うと太っちゃんは口の端だけで笑ったようでした。
「現場行ったらしゃきっとしなよ。今は寝てりゃいいんだから」
仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。
同期ってそんなものじゃないかと思っていました。

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